「The Cry」を読み解きたい  その②

その①からの続きです。https://pkyc6002salt.amebaownd.com/posts/11838876


「몇 번을 죽었지만아직 그대를 볼 순 없기에

나 아직 still singing instead of 내 목을 hanging

때론 죽고 싶은 좀비but I still want you to love me」


「何度も死んだが、まだ君に会えていないから 

俺はまだ 歌い続ける 俺の首を吊るす代わりに。

時には死にたいゾンビ。

だけど 俺はまだ君に俺を愛して欲しい」


「singing」と「hanging」

こんなに苦しくて切実な、対比があるだろうか。

訳でも「吊るす」代わりに「歌う」となるけど

音の部分でも「singing」と「hanging」で韻を踏んでいる。


何度も死んだけど、首を吊る代わりにまだ歌い続ける。

その理由が「君に会えていないから」



この「君」が誰なのか。

「그대」を調べたら、主に文章で親しみを込めて言う言葉。とあった。

だから、「あなた」よりも「君」

まだ、会えてない君。

首を吊るよりも歌を歌うことを選ばせる「君」


だけどやはり、時々は死にたくなる。

ソンビのように何度も死んでも死ねないのは苦しい。

楽になりたくなる。

だけど、「but I still want you to love me」

この「you」はさっきの「그대」だよね。たぶん。


何度死んでも(死なない)

時には死にたいゾンビだけど(死なない)

それは、常に「君」が理由。


言葉は変えているけど、2度同じ内容を繰り返してる。

死なない理由は「君」だよ。って。



歌詞に「歌を歌う」的なものが入っている曲は数多あれど、

こんなに悲しくて切実な、強い、言葉はあったかな。



首を吊るす代わりに歌を歌う。


歌詞に「歌を歌う」とある時は大抵言いたいこと、主張がある時だ。

それが愛の告白なのか。自分の本当の気持ちなのか。

それは歌詞の内容によっても違うけど。

「歌を歌う」ことは自己表現だ。



この歌が誰のためのものなのか。

なぜ、彼が歌うのか。

この歌を作ったのか。

「I still want you to love me」

だからじゃないの?


会いたくても、まだ会えてない人。


これは、自惚れてもいいですか?

いや、でも多分。明確なメッセージだと、思います。(勝手に)



ユチョンに歌があってよかった。

こんなに強く思ったことはない。

「singing」が「hanging」の代わりになるなら

歌っていてよ。

I cryと言いながら、そこは自分では歌わない人。

泣きも、叫びもできない人。

歌の中では、さらけ出して。全部。受け止めるから。




その3へ続く

答えのない話

暗中模索 パクユチョンという「難問」を永遠に解いていたい。

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